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いよいよ始まる、日常授業研究 4 [「味噌汁・ご飯」授業研究会]

いよいよ始まる、日常授業研究 4

「味噌汁・ご飯」授業シリーズとして、北海道北広島市立大曲小学校の
「日常授業の改善で子供も学校も変わる!学力向上プロジェクト」がこのたび
出版された。
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「味噌汁・ご飯」授業の目的である、
[満月]日常性の追求
[満月]学力保障
[満月]全員参加
を、学校ぐるみの実践で具現化した内容となっている。
私が特に注目しているのが、「一人研究授業」である。
なんのことはない。
「一人研究授業」とは、授業を1単位時間分録音し、それを聴いてふりかえる。
ただそれだけのことだ。
しかし、どうだろうか。
全国の初任者研修で、授業を録音し、それをもとにふり返りをしている学校が
どれほどあるだろうか。私は、拙著「新卒教師時代を生き抜く“2W”仕事術
初めて教壇に立つ先生のための日々の心構え」で初任者にICレコーダーを用意する
ことを勧めてきた。
ビデオでもよいが、初期段階では、音声に集中するために敢えて聴覚情報のみを
利用する。 また、聴くだけなら電車の中でも、運転中でもできる。時間の節約も
狙っているのである。さらに、音声から授業場面をイメージするということも大切
だ。日常性を追求するには、聴いたら言葉と授業場面のイメージを想起し授業を
構築するトレーニングをするのがよいと私は思う。端的な指導言で授業が進む様子を
予めイメージし、脳内で授業を組み立てていくのである。そうすることによって、
リハーサルが短時間にできるようになる。特に、時間のない時は、45分の中心場面を
イメージする。日常性の追求は、「味噌汁・ご飯」授業の大きな目的の一つである。
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