SSブログ

日常授業をカタチづくるもの「カーナビ授業」 [企画・思考]

●日常授業をカタチづくるもの「カーナビ授業」
久しぶりの更新になります。
この間、多くの方に訪れていただいたことに改めて感謝申し上げます。

コロナ禍中にあっては、益々日常授業をどうつくるかということが重要になっていると思う。
消毒等さまざまなプラスαの仕事により、授業準備時間が益々相対的に少なくなる可能性があるからだ。
準備時間が少なくなると、どうなるのか。
私の雑感であるが、つぎのような授業が増えるように思う。
・おしゃべり授業(先生が一方的に話す時間が多くなる)
・カーナビ授業(教科書の赤刷りを傍らに置き、それをちら見しながらする)
・ワークシート授業(何らかのプリントを用意し、作業を静かにさせる)
・コピペ授業(ネット情報をもとに、指導案を入手して進める)
・出たとこ勝負授業(手ぶらで行き、経験や記憶を頼りにする)
・書き写し授業(板書が命。ひたすら書きまくる)
 
要するに、授業が次第に雑務のようになって行くのである。
もはやそこには、教材研究という言葉はない。空洞化しているのかもしれない。
いや、今の状況では、教材研究から授業準備をどうするかということに研究の視点を
シフトしなければならないのかもしれない。

先日、経験2年目の先生と話す機会があった。
話を聴いていて、次のようなことを感じた。
・学級経営基盤確立の具体的方法をあまり教わっていない(研修がほとんどない)。
・主たる教材の教科書の読み方をほとんど教わっていない(研修がほとんどない)。
初任研を具体的にどう進めるかは、指導員等の「指導の質」に関わって来るように思う。
いずれにしても最初が大切なのだろう。
nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。