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児童用教科書を読む [企画・思考]

児童用教科書を読む
児童用教科書をより真剣に読むようになったのは、退職してからかもしれない。
退職前も、教科書を真剣に読み込むことは、それなりにあった。
しかし、全学年の教科書を通して読むことは、あまりしてこなかった。
そういう意識もなかったし、そのような必要性も感じなかったというのが、
正直なところである。
 

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●教育実習がすべてを駄目にしている?! [企画・思考]

●教育実習がすべてを駄目にしている?!
【#教育実習】【#日常授業改善】【#学級づくり】
○初任者が「授業、授業」と考える理由
※「味噌汁・ご飯」授業研究会のFacebook投稿ページに記したものと同内容です。
「教育実習をさせてほしいのですが・・・」
私が、管理職をしていた頃、しばしばこのような問い合わせを大学生から受けた。
「本校の卒業生ですか?」
そう、問い返すことが多かった。現場に教育実習生を受け入れる余裕がなくなった今、自校の卒業生を優先して受け入れているところが多いのではないかと思う。
私の認識が間違っていなければ、教育実習生は、「ある程度学級ができ上がったところに」その実習の機会を与えられる。
私は、そこに大きな問題が潜んでいることに、今まであまり気付かなかった。「実は、教育実習がすべてを駄目にしているのではないか?!」そのようなことを今は考え始めているのである。
 
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単元を見通した指導計画は誰でもできる [企画・思考]

単元を見通した指導計画は誰でもできる
【#誰でもできる】【#学級づくり】【#初任者】

様々な初任者研修の場面で「単元を見通した指導ができるようになれ」ということが言われる。
その大切さについては、私も同感である。
しかし、どうすれば単元を見通した指導ができるようになるのかということは、
あまり語られることはないように感じている。
教材研究の時間が勤務時間内でほとんどとれない現状では、
自力で一から指導計画を作成することは無理なのだと思う。
  

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「オンライン教師1年目の教室2024」へ是非ご参加ください [企画・思考]

「オンライン教師1年目の教室2024」へ是非ご参加ください
【#誰でもできる】【#学級づくり】【#初任者】

より困難さが増した現場で、教師になろうとされている皆さんと共に学ぶために、
今年度もオンライン教室を開きます(3年目になります)。
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初任者向けの講座ですが、昨年度も経験者の方が「学び直したい」ということで
多数ご参加くださいました。
また、初任者指導の先生にもご参加いただきました。今年も宜しくお願いします。

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★★落ちこぼれ問題はどこへ行った?3★★ [企画・思考]

★★落ちこぼれ問題はどこへ行った?3★★
「落ちこぼれ」問題に関連する最新論文が発表された。
「日本の科学者2024、1月号」の中の、次の論文である。
・伊田勝憲「発達障害等の排除と包摂をめぐる課題ー『通常の学級』におけっる学習面での困難に着目して」
伊田氏は、論文中で、「落ちこぼれ」という言葉は使用されていない。論文の最初には次のように
記されている。
「通常の学級において特別な教育的支援を必要とする児童生徒はこの10年で増加したが、特に『学習面で著しい困難』が見られる割合は学年進行とともに『減少』する。文部科学省が実施した複数の調査結果を見比べると、特別支援学級への転籍及び不登校に至るケースが少なくないと推測される。発達障害の子どもたちが通常の学級から事実上『排除』され、教室内の多様性が損なわれつつあることが危惧される。」
 

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★★落ちこぼれ問題はどこへ行った?2★★ [企画・思考]

★★落ちこぼれ問題はどこへ行った?2★★
「落ちこぼれ」については、「吹きこぼれ問題」も含めて、苫野一徳氏が「『学校』をつくり直す」(河出新書)第一章で次のように述べている。
「一つの象徴的な例が、嫌な言葉ですが、いわゆる落ちこぼれ・吹きこぼれ問題です。多くの人は、『落ちこぼれ』は、その子の理解力が低いから生まれるものだと思っているのではないかと思います。でも、実は、これはシステムによって構造的に引き起こされている側面が非常に大きいのです。考えてみれば当然のことです。みんなで同じことを、同じペースで勉強して入れば、一度つまずくと、そのまま取り残されるということがどうしても起こってしまうからです。・・・(中略)・・・次章でも論じるように、雑務の増大、子どもたちの変化の多様化、特別な支援を要する子どもたちの増大、保護者の要求の増大、部活動の仕事の増大などに追われて、日本の先生たちは、総体的に見て、かつてのようなきめ細かな『個に応じた支援』ができなくなってしまっているのです。」
 

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本年も宜しくお願いします ★★落ちこぼれ問題はどこへ行った?1★★ [企画・思考]

★★落ちこぼれ問題はどこへ行った?1★★
少し遅くなりましたが、本年も宜しくお願いします。
気がつかれたかもしれませんが、ブログ名を若干変えました。
「ルーディメント」を「ルーディメンツ」にです。
これは、ドラム用語の「ルーディメンツ」と検索された際に混同されないようにということでそうしてきたのですが、やはり一般には「ルーディメンツ」と使われることが多いので、それに合わせました。

さて、早速だが、小学校現場に40年以上いて最近よく思うことがある。
それは、「落ちこぼれ」「落ちこぼし」「吹きこぼれ」といった言葉を先生が使わなくなったということだ。
使わなくなったのではなく、もはやこれらの言葉を知らない世代の先生ばかりになったのかもしれない。
 

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2023年の終わりに ★教員不足の問題は新たな局面を迎えたか [企画・思考]

教員不足の問題は新たな局面を迎えたか
教員不足の問題は新たな局面を迎えたかもしれない。
これが私の認識である。
2022年度末、知り合いや知り合い等の情報から、多くの教員がやめたことを知った。
これまでと大きく異なるのは、病気等の理由からではなく、現場でばりばり働いておられた方がやめられたということであった。
2023年度に入って、現場の状況はさらに厳しくなった。
学校にもよるのだろうが、副校長や教頭が担任を持つようになったという話が次々に飛び込んで来た。

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意識の仮想世界仮説 [企画・思考]

意識の仮想世界仮説
「ロボマインド・プロジェクト」をご存知だろうか。
田方篤志さんが率いる壮大なプロジェクトだ。
そのウェブサイトにその概要がある。
「ロボマインド・プロジェクトとは、『ロボットの心』を作るプロジェクトです。
『ロボットの心』とは、汎用人工知能(AGI:artificial general intelligence)のことでもあります。」
つまり、コンピュータを使って意識をつくり出し人の心がわかる汎用人工知能を実現しようということのようです。
そもそもコンピュータを使って意識をつくり出すことなど可能なのでしょうか。
興味の尽きないところだ。
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小学校、ベテラン教師の転職が加速している!? 2 [企画・思考]

小学校、ベテラン教師の転職が加速している!? 2

Yahooニュースにつぎの記事が掲載された。
「公立の小中高校 『精神疾患』理由の離職教員数が過去最多 文科省調査 7/28(金) 17:00配信」
それによると、文科省が2022年度に行った調査の中間報告としてつぎのようなことがわかったという。
「・・・2021年度の間で、離職した理由が『精神疾患』と回答した教員が公立小学校で571人、中学校で277人、高校で105人となり、新たに回答項目として追加された2010年度の調査以降、いずれも過去最多になりました。
 また『転職のため』と回答した教員も公立小学校で2083人、中学校で1277人、高校で640人で、調査が始まった1977年度以降、過去最多です。」
精神疾患による離職者の増加についてももちろん気になるが、
前回述べたように、転職についての新たな流れについても、注視する必要があるように強く感じる。
 

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