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勘違いしていました。「奇跡の人」

勘違いしていました。「奇跡の人」
「奇跡の人」と言えば、三重苦を抱えながらも生涯多才な活躍をされた、ヘレン・ケラーの物語を連想していました。
しかし、ヘレン・ケラーの自伝は、「わたしの生涯(The Story of My Life)」が原題のようで、自ら「奇跡の人」と名乗ることには、違和感を感じていました。
そこで、Wikipediaで調べたところ次のように出ていました。
「『奇跡の人』(きせきのひと、The Miracle Worker)アニー・サリバンを描いた、ウィリアム・ギブソン(同名のSF作家とは別人)による戯曲。アン・バンクロフト(タイトル・ロールであるアニー・サリバン)とパティ・デューク(ヘレン・ケラー)が演じて1959年に初演された。
この『奇跡の人』はアン・サリヴァンの記録をもとに書かれたものであるが、有名な井戸水を手にかけて「ウォーター」という言葉を理解し発した、というエピソードはこの戯曲における創作である(実際にはサリバンの著作では、ケラーはこの時"water"と綴っている。ケラーが発声できるようになるのはもっと後のことである)。」
そもそも、サリバン先生を描いた戯曲だったようです。
邦題に「奇跡の人 ヘレン・ケラー自伝」なる本も出版されていることから、
私自身が勝手に奇跡の人=ヘレン・ケラーと思い込んでいたようです。
もっとも、ヘレン・ケラーを教育によって立派な人物に育てたサリバン先生が「奇跡の人」であるのと同時に、育てられて三重苦がありながら立派に成長したヘレン・ケラーも「奇跡の人」だと言えるのかもしれません。
ともに「奇跡の人」なのかもしれない。そう思い直しました。
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