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逆上がりは誰でもできるか 2 [企画・思考]

逆上がりは誰でもできるか 2

いつもご愛読いただいているハマコウさんが次のようなコメントをくださった。
ハマコウさん、ありがとうございます。
「逆上がりは誰にでも…という本は何冊かありますが実際の指導にはなかなか
活かせない(わたしが下手なのかもしれませんが)で辛い思いをさせてきました。
映像に大変興味を持ちました。」

私はハマコウさんの「実際の指導にはなかなか活かせない」の部分が気になる。
例えば、向山式跳び箱指導法のように、こうすればほぼ100%の子がその場で
力をつけ、みるみる跳べるようになっていくというようには、逆上がりの指導の場合、
なかなかならないということを示している。
ハマコウさんが「大変興味を持ちました」と書いてくださったのは、今回みていただいた
映像の中に、100%に近い子どもたちが比較的短時間でできる可能性を感じられた
ということだというように、私は捉えた。
私自身もそう感じたからだ。
コナミの指導は逆上がりの課題を、運動の3局面に分けて考えておられる。
すなわち、
・準備局面
・主要局面
・終末局面
である。
逆上がりができない子には、そのいずれの局面にも課題があるというわけだ。
私もずっとそのように考えてきた。
だから、補助台を使ったり、指示を工夫したりして、それぞれの局面における
課題をクリアしようとしてきた。
そして、今考えているのは、例えば、3局面に共通する要素はないのかということ
である。3局面におけるそれぞれの課題は別物のようにみえるが、そこに共通する
ものがあるのではないかという仮説である。
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ハマコウ

おはようございます。
教育テレビでもしばしば放映されますが、補助台、タオル等を用いたり、蹴る方向、手首の返し、腰をつけるなどの練習を繰り返してもなかなかできない子がいます。何とか自信を付けさせたいと考えるのですが…
「共通する要素」あるように感じます。
たぬき3 さんのおかげで、『コナミメソッドまとめ』のHPを知りました。
参考にします。ありがとうございます。
by ハマコウ (2015-08-18 06:13) 

たぬき3

コメントありがとうございました。 例えば、補助台一つとっても、曲線型と直線型があり、どちらがよいのかという問題があります。 「共通する要素」について引き続き、実践的に考えていきます。 お力添えをお願いします。
by たぬき3 (2015-08-19 04:26) 

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