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改めて計算力について考える5 [企画・思考]

改めて計算力について考える5

少し時間を要したが、5年生3クラスで計算力を調べてみた。
今回は条件を次のように限定した。
・3桁×2桁の整数のかけ算(筆算)。
・問題はランダム関数により自動作成。
・用紙はB4版大に印刷。
・問題数は、20問の裏表、計40問。
・時間は10分。

ランダム関数による練習問題の自動作成システムは、実に便利である。
ファイルを開く度に、異なる問題が作成され、右側に答えを自動計算してくれる。
ランダムに発生させた練習問題という条件つきなら、
宿題等にも利用できるだろう。
たった一つのExcelファイルに集約したというところに意味がある。
使用したファイルはここにある。
      ↓↓↓
かけ算ランダム 筆算32.xls
テストの結果は個人情報になるので公開できないが、今回の条件下では、
次のようなことがわかった。
・10問程度のところに一つの壁がある。
 →正答率が急激にさがる問題数がある。
・かけ算九九よりもたし算に課題がある。
 →同一問題に3回以上の繰り上がりがある問題の正答率が低い。
・計算が得意な子に対しても、ケアレスミスを誘発する問題がある。

さらに、調査をし、すべての子どもに実践的な計算力をつける分岐点を見極めたい。










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