一票の価値

一票の価値
ふとしたことから、「一票の価値」ということに興味を持ちました。
ふとしたことというのは、投票率です。
議会選挙の投票率は、ベトナム、ラオス、シンガポール等の国で95％をこえています。
（2021年FNNプライムオンラインの報道による）
一方、日本はおよそ50％と、低迷しています。
投票率の実際は、直近の様々な選挙をみても、似たようなものだと思います。
　
そこで、一票の価値を金に換算したらどのくらいになるのだろうかと
思い立ち、概数計算をしてみたのです。
日本の国家予算はおよそ110兆円です。
一方、有権者数はおよそ1億人ですから、一人当たりの予算は110万円となります。
ここで、私はミスをしていました。
似たような計算をすでにしておられた方がいらっしゃいました。
ニッセイ基礎研究所 高山武士 さんです。
高山さんによれば、衆議院の任期は４年なので、110万円にさらに４を乗ずることが必要になるといいます。つまり約400万円になるというのです。
そこでまた、私は考えました。
「待てよ、投票率が５０％なら、その価値は倍になるのでは？」と思ったのです。
つまり一票の価値はおよそ800万円に跳ね上がるわけです。
私が申しあげたいのは、「金に換算してみろ」ということではありません。そういう側面からみることも大切なのでは・・・ということです。
ちなみに、高山さんの見解が読めるのはこの記事です。