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SOS話法から学ぶこと 3 [企画・思考]

SOS話法から学ぶこと 3

野中先生が新しい提案をされた。
SWIM話法である。
 S…すごいね。すばらしい。さすがだね。その調子。
 W…うまい。分かるよ。
 I…いいね。
 M…みごとだね。
この4つでSWIMというわけだ。

以前私はこのブログでフォローの言葉は、ごく短いものが多いことを指摘した。
これは、ワーキングメモリに関係するのではないかと考えている。

これも以前紹介したが、
Miller (1956)による「マジカルナンバー7±2」がある。
さらにあのスティーブジョブズは、プレゼンテーションの際、3点ルール
なるものを適用していたと言われる。
まとめると、その場に応じた3〜4の言葉を
いかに瞬時に出せるかということが、授業中のフォローの際の最重要事項
ということになるのだと思う。
ここで大切なことを1つだけあげておきたい。
5Wマンダラを以前紹介した。
今泉浩晃氏が発見・開発されたものである。
「メモ学入門」に示されたものは、これである。
スライド3.jpg
いつも、中心は「Who(人間)」だ。
フォローの言葉たちも、マンダラにのせることが可能だ。
例えば、このようになる。
スライド2.jpg
じつは、フォローの言葉を発しているのは中心にいる人間である。
先ほどの5Wマンダラをみるなら、それが今授業をしている
「自分」であり「主体者」であり「態度」であることに気づく。
もっとわかりやすく言うなら「自分の気持ち」次第だということだ。
自分の気持ち次第でフォローの言葉は刻々と変化するのである。
ただし授業の場合、忘れてはならないのは、
そこに「対象者(子ども)」がいるということだ。
「SWIM」はその道標として有効に作用すると、私は思う。

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