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思考ツールと問いの構造4 [企画・思考]

思考ツールと問いの構造4
一人研究授業が面白い
「一人研究授業」とは何か。
授業を録音して、聴いてふり返る。
たったそれだけの取り組みである。
これが面白い。
たったそれだけのことを初任者の多くはめっぽう嫌うのである。
毎日の授業をよりよくしようと思うなら、ふり返りは必須である。
録音したものは「真のデータ」だ。授業そのものだ。
 
前回示した2つのマンダラを改めて眺めてほしい。
スライド2.jpg
スライド1.jpg
どちらもマンダラを「の」の字でみると書き順の最後の方には、「DO」がある。
福山氏の著作をもとにしたマンダラは「DO」が3回も並んでいる。
今泉氏の「育てる」マンダラもそうだ。
スライド1.jpg
行動つまり「DO」しないことには、意識は高まらないということだろう。

一人研究授業をして、まず情報を受信する。授業を聴くということだ。
授業を聴いたら何らかの「気付き」があるはずだ。
それを書き取る。書き留める。
そこから授業についての思考が始まる。
考えてから書くのではない。
書いてから考える。
書くためには、まず録音したものを聴く。繰り返し聴いてみる。

聴いていると授業場面が脳裏に浮かんで来るはずだ。
そこが重要なのだと思う。
授業のシーンが浮かんで来るのである。
聴いているのは何かと言えば、授業中の言葉だ。
言葉とその時のシーンが融合したところに、イメージが生まれて来る。
一人研究授業の意味が見えてくるのだと思う。
一人研究授業は確かに見方によっては負担と感じられるだろう。
だが、DOに慣れてしまえば、これほど面白いものはないのだと、私は思う。
スライド1.jpg



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