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血圧が下がった [企画・思考]

血圧が下がった
ずっと高血圧に悩まされてきました。
父も高いため、そういうこともあるかもと思ってきました。
血圧が高いことによる様々な病気を恐れ、降圧剤も一時飲みました。
最近、若い先生方の中から「血圧が高いんです」という声をときどき耳にします。
そんな方のためにも、一つのヒントとして私の場合どうしたら血圧が下がったかを
記しておこうと思います。
 
血圧が下がったポイントはたった一つ。
それは塩分管理を徹底するです。
日本高血圧学会では、1日の塩分摂取量の目安を6gに設定しています。
それがどれほどのことかをまず学習しなくてはなりません。
例えば、朝食にトーストを2枚食べるとします。
1枚あたりの塩分量は0.8gですからこれでもう1.6gです。
それにマーガリンをつけたらさらに0.2gが加わります。
これにハムを2枚つけるとさらに1gプラスです。
とりあえず、私は朝食にパンを食べるのを止めました。
ごはんなら塩分はゼロだからです。
しかし、ご飯だけを食べておしまいでは辛いものがあります。
そこで、女房に頼んで野菜たっぷりの味噌汁をとることにしました。
ただし、味噌汁の味はこれでもかというほど薄いです。
味噌はほとんど入れません。でも慣れてしまえば逆に出汁の味が感じられるようになり
苦にはなりません。タンパク質をとるために、味噌汁には豆腐も入れています。
梅干しや佃煮なども食べますが、梅干しは塩分3%のもの、佃煮はごく少量です。
さて、給食は塩分量がわかりますので、それを参考にすれば済みます。
問題は給食のないときの食事や夕食、そして外食です。
まず、買い物に行った時に、表示されている塩分量をみる習慣をつけます。
意外なものに意外なほど塩分が含まれています。Na表示されているものは塩分量に換算
しなければならないので特に注意が必要です。約2.5倍すればよいと覚えておきます。
さらに注意が必要なのが単位重量あたりの塩分なのか、一食あたりの塩分なのかという
ことです。自分が食べる量の塩分を正確に把握することが重要です。
結論から申し上げると1日あたり6gにすることは至難の技です。一食あたり2g程度
にしなければならないからです。
例えば市販されている、おにぎり1個でも塩分量約1g〜2gと幅があります。2g
のものをチョイスするとそれで終了です(^0^)。
とにかく、食材や食品から塩分量の少ないものを選ぶ習慣をつけます。
つぎに、外食です。これは、朝食のご飯、味噌汁と味を比べるとその塩分量の量が概ね
推定できるようになります。
わが家の場合は、ほとんど外食することがなくなりました。理由はもうおわかりかと
思います。薄味に慣れると、外食の料理は相当塩辛く感じるものばかりになります。
では、大好きな麺類ももう食べられないのかと言えば、そうではありません。
例えば、無塩蕎麦が市販されています。それを購入して自分で茹でて食べます。蕎麦が
無塩でもつけ汁には塩分があります。だから、美味しくいただけます。

最終的な私なりの結論は、「無塩生活を心がけてやっと減塩生活に至る」ということです。
「これって、ひょっとして毎日の子供たちの勉強にも通じるもの」と思ったりもします。
最後にお断りしておきますが、ここに記したことはあくまでも私の体験談です。


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