似たようなものを比べる [企画・思考]
似たようなものを比べる
明治図書「教育科学・国語教育」をずっと読み続けて来た。
かれこれ20年以上になる。
久しぶりに心を動かされる「提案」が2018・10月号でなされた。
福嶋隆史先生の論文だ。
タイトルは少し長い。
「書く力を劇的に伸ばす『200字メソッド』教室活用アイデア
単純な型から複雑な型へと徐々にステップアップしつつ、
類似したものごとの相違点を文章化する」
である。
その論文の冒頭に引き込まれた。
「 つぎの二つのうち、思考力を高める問いはどちらか。
① 夏と冬はどう違う?
② 春と秋はどう違う? 」
答えは②だという。
私もそう思った。
福嶋氏は次のように書かれている。
「・・・くらべる対象が似ている。
これが、思考力を引き出すだめの条件である。
類似したものごとの相違点を考えること。
これこそ思考そのものだと言っても過言ではない。・・・」
こういうシンプルな発想が私は好きだ。そして大切だと思う。
さて、福嶋氏の論文には次への大きなヒントがある。
一つは「条件の扱い」をどうするかだ。
そして、
もう一つは、「このような思考をどう習慣化するか」だ。
そこが面白いと、私は思う。
10月号、是非お読みいただけたらと思います。
明治図書「教育科学・国語教育」をずっと読み続けて来た。
かれこれ20年以上になる。
久しぶりに心を動かされる「提案」が2018・10月号でなされた。
福嶋隆史先生の論文だ。
タイトルは少し長い。
「書く力を劇的に伸ばす『200字メソッド』教室活用アイデア
単純な型から複雑な型へと徐々にステップアップしつつ、
類似したものごとの相違点を文章化する」
である。
その論文の冒頭に引き込まれた。
「 つぎの二つのうち、思考力を高める問いはどちらか。
① 夏と冬はどう違う?
② 春と秋はどう違う? 」
答えは②だという。
私もそう思った。
福嶋氏は次のように書かれている。
「・・・くらべる対象が似ている。
これが、思考力を引き出すだめの条件である。
類似したものごとの相違点を考えること。
これこそ思考そのものだと言っても過言ではない。・・・」
こういうシンプルな発想が私は好きだ。そして大切だと思う。
さて、福嶋氏の論文には次への大きなヒントがある。
一つは「条件の扱い」をどうするかだ。
そして、
もう一つは、「このような思考をどう習慣化するか」だ。
そこが面白いと、私は思う。
10月号、是非お読みいただけたらと思います。
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