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書く力をつける1 [国語]

教師になってから私が最も悩んだことは、子どもたちに書く力をどうやってつけるか
ということだった。
市販されているいわゆる文章読本を20冊以上は読んだと思う。
共通して書かれていることがあった。
それは、
・とにかく書け。 ・長く書け。
ということだった。
まず、自分の文章力を高めるために、学級通信を発行することにした。
とにかく書く。長く書く。
これに気をつけるようにした。
初めは学級通信1枚を書くのにも、えらく時間がかかった。
書き続けているうちに、次第にはやくなったと思う。
それでも、平均して1枚1時間くらいはかかった。
書きながら、常に頭にあったのは、「どうすれば子どもたちがある程度
長く、まとまった文章を書くことができるようになるか」ということだった。
考えた末にたどりついたのが、
一日2ページノートであった。
対象は高学年だったが、
ノートを開き、左ページに日記、右ページに好きな勉強(自学)をしてくる
ということにした。休日以外には、毎日提出するように子どもたちに求めた。
子どもたちも大変だったがそれ以上に、自分が大変だった。
全員が提出すると30冊以上のノートが集まる。2ページずつだから、毎日
60ページ以上に目を通しコメントを書かなければならない。
いつの間にか、自分にとっては作文指導修行となってしまっていた。

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