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賛同!「一人研究授業」 [企画・思考]

賛同!「一人研究授業」
野中信行先生のブログ「風にふかれて」より、久しぶりに引用させて頂きます。
新しい提案は、2つ目。
「一人研究授業」というのは、私がつけたネーミング。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用開始ーーーーー
 次のような手順で行う。
 ①日頃の日常授業(自分で試みている授業ならなおいい)をテープに吹き込む。

 ②それを我慢して聞く。
  ※我慢して聞かなくてはならない。45分間や50分間聞くだけでも
   大変であろう。でも、子供はそれを受けているのである。

 ③聞いて自己反省をする。きちんとメモをしていく。
  試みていることが通じているか。直したい口癖、
  無駄な言葉などないかなど。

 ④月1回行う。
 
これだけ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用終了ーーーー
TCM-SoldOut-top.jpg
私自身、拙書「2W仕事術」p.27、でこのことについて既に述べています。

「●ICレコーダー(録音機)
  自分の声を録音してチェックすることは非常に重要だ。
  録音された声が、子どもたちの聞いている声。まず、自己紹介を考えたら
 録音して聞き直し聴覚も鍛える。
  レコーダー自体は数千円程度から入手可能。携帯電話の付属機能使用でも
 よい。私は行き帰りの電車の中で授業を録音しておいたものを聞き返した。」
 20年ほど前。
 当時は、確かにカセットテープレコーダーを使っていましたね。

 野中先生は「一人研究授業」と命名されました。
 その意味は、実際にやってみればすぐにわかると思います。
 私が受け持った初任者にも随分と勧めましたが、実際に実行した人は少なかった
ように思います。
 どうってことないのに、やり始めるためには一歩前に出る勇気がいるようです。
 改めて、お勧めします。
「一人研究授業」を!!!!

 ついでに、「日常授業」と研究授業の大きな違いを一つ。
 それは、日常授業は1時間では決して終わらないということです。
単元の終末までしっかり見届けて、つまり、どうやって集結させるかを見極めて
完了するということです。
 そして、日常授業は複数の教科が同時進行するということです。つまり同時進行する
プログラムを担任はマネジメントしなくてはならないということです。


 

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ムッシュ

これは、今だによくやっています。
僕の目的は子供達の歌声を聴くことですが、同時に僕の指導も入ってしまいます。本当に勉強になります。
(話が長い!!)
by ムッシュ (2013-01-22 20:54) 

たぬき3

ムッシュさん、ご訪問ありがとうございます。
さすが合唱指導のムッシュさんですね。
子どもたちの歌声を聴きながら、ご自分の声もしっかり・・・。
それにしても、合唱指導時に録音して子どもたちに自分たちの歌声を聴かせるとみるみる上達するということはありませんか。

by たぬき3 (2013-01-22 21:20) 

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