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コロナ禍で小学校教師が苦労したこと [企画・思考]

コロナ禍で小学校教師が苦労したこと
コロナ禍で小学校教師が苦労したこと。
これを多くの先生に聴いてみた。
かなりの先生が次のように答えた。
「分散登校中に課題を出したが、そのできが今一つでした」
「結局個人差が大きく、課題を出したところを今一度学校でやり直す必要がありました」
・・・きっと、その通りなのだと思う。
が、その原因を家庭に求めてはいけないというのが、私の考えだ。
 
結局、多くの子供たちにまだまだ自学力がついていなかった。
いや、学校がまだまだ自学力をつけていなかった。
私はそう考えている。
ここで「自学力」を再度定義しなくてはならないだろう。
私は、「教科書程度のテキストを自力で読み取る力」と定義したい。
その程度の力があれば、少なくとも算数教科書を自力で読み、問題を解くことができるはずだ。
その程度の力を学校がすべての子供たちに十分つけてこなかったことが問題なのだ。
コロナ禍中にある今、多くの教室で「おしゃべり授業」が増えている。
原因はいろいろだろう。
中でも、マスクで子供の表情が見えないことは最大の原因かもしれない。
教師の言葉が伝わっているかマスクが邪魔をして表情から読み取りにくくなっているのだ。
「伝わっていないかも」
と焦る教師は、さらに丁寧に説明しようとして「おしゃべり授業」に陥ってしまう。
私はそのようなことが増えていると多くの教室を実際にのぞいて感じている。
では、どうすればよいか。
教師が懇切丁寧に説明するのではなく、子供が自ら読み、そして問題を解く力をつければよいのである。
私はおよそそのように考えている。


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