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学力論を整理する 2 [企画・思考]

学力論を整理する 2

学力を考える時、しばしば登場する言葉が、「基礎・基本」である。
「基礎・基本の定着」や「基礎・基本を大切に」という言葉は、現場で日常的に
使われる言葉だ。
これについては、Wikipedia2015年12月現在の記事がわかりやすいと私は思った。
以下、部分引用させていただく。
結論から申しあげると、少なくとも、自分の学校で「基礎・基本」という言葉を使う場合、
広義の意味で使うのか、狭義の意味で使うのかくらいは決めておかないと、この言葉の
捉えが大きく異なってしまうということだ。

               
Wikipediaより引用。
                
教育用語としての基礎・基本
教育用語としての基本は広義では知・徳・体という人間形成全般のことで、
狭義には読み、書き、計算を示す。
ミニマム・エッセンシャルズの訳語で、
後述の1976年(昭和51年)12月の教育課程審議会の答申において広まった。
用法が広く、一定した用法は確定していないが、
1.国民として必要とされる学習内容
2.読み、書き、計算を中心とした基礎教科とその内容
3.各教科ごとの内容の精通的視点としての内容体系や事項
といったいずれかの意味である場合が多い。また、1987年(昭和62年)の教育課程審議会の
答申では、全てを含意した意味で、用いられる。

歴史
かつては、「基礎」と「基本」を語義的に区別する論議が相対的に盛んであったため、
「基礎・基本」と連句で教育用語に用いられるようになったのは、
昭和51年12月の教育課程審議会の答申においてであったと思われる。
答申では、「基礎・基本」の特質は「国民として必要とされる内容」と規定され、
教育課程の編成方針は、小・中・高の教育を一貫したものととらえ、小・中学校については
基礎的・基本的な内容を共通に履修させ、高校では個人の能力および適性等に応じて適切な
内容を選択履修させるという考え方が読み取れる。

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