一斉指導の技術 [企画・思考]
一斉指導の技術
小六教育技術に福山憲市先生が4月から連載をされている。
「若手教員に贈る、いつの時代にも変わらぬ不易 一斉指導の技術」なるタイトルだ。
「若手教員に贈る」とは書かれているが、私は全ての先生方にお読みいただきたい内容
だと思った。
ふり返ってみると、現在小学校で起きるほとんどの問題は、一斉授業が成り立たない
ことに起因する。福山先生の連載では、その問題を乗り越えるための具体的な方法を
明確に提起されている。
ただし、毎回2ページという限られた紙幅の中での連載なので、極限まで内容が精選されて
いると私には感じられる。
そのような記事を読むには少しばかりこつが要るように私は思う。
特に若い先生方には、つぎのように読んでみてほしいと勝手に思っている。
・ゆっくり何度も読む(最低10回くらい)。
・記事の構造(カタチ)を読む。
・中心をつかむ。
端的に言うならば、福山先生の実践はマンダラ的だということだ。
そこに気付いた時、なぜ「今」一斉指導の技術なのかが、みえて来る。
本当に精読を重ねてほしいと思う連載だ。
小六教育技術に福山憲市先生が4月から連載をされている。
「若手教員に贈る、いつの時代にも変わらぬ不易 一斉指導の技術」なるタイトルだ。
「若手教員に贈る」とは書かれているが、私は全ての先生方にお読みいただきたい内容
だと思った。
ふり返ってみると、現在小学校で起きるほとんどの問題は、一斉授業が成り立たない
ことに起因する。福山先生の連載では、その問題を乗り越えるための具体的な方法を
明確に提起されている。
ただし、毎回2ページという限られた紙幅の中での連載なので、極限まで内容が精選されて
いると私には感じられる。
そのような記事を読むには少しばかりこつが要るように私は思う。
特に若い先生方には、つぎのように読んでみてほしいと勝手に思っている。
・ゆっくり何度も読む(最低10回くらい)。
・記事の構造(カタチ)を読む。
・中心をつかむ。
端的に言うならば、福山先生の実践はマンダラ的だということだ。
そこに気付いた時、なぜ「今」一斉指導の技術なのかが、みえて来る。
本当に精読を重ねてほしいと思う連載だ。
今こそ引き算発想で(再掲載・再編集) [企画・思考]
今こそ引き算発想で(再掲載・再編集)
今から5年以上も前に書いた記事だが、是非お読みいただきたい。
状況は全く変わっていない。
それどころか、新学習指導要領はさらにメタボになっている。
そう思うのは私だけだろうか。
整理しきれなくなったので、「カリキュラムマネジメント」などという言葉で
現場に整理を促そうとしている。
そう考えるのは少しひねくれているだろうか。
学校はデザインの本質を改めて捉え直さなければならないのだと、私は思う。
以下、過去記事です。
★
デザインは「引き算」
今泉浩晃氏が「MandalーArtファンサイト」で重要なことを述べられていました。
次に引用させて頂きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用開始ーーーーーーーーー
私は、長年、デザインの仕事をしてきましたが
「デザインとは、足し算ではなくて、引き算なのだ」と言い続けてきました。
ソフトウエアも同じで、あれもこれも、くっつけたがるから
使い勝手が悪くなり、使えるヒトが少なくなってしまうのです。
しかしヒトは、ついつい、
これがあったらいいのじゃないか? と思ってしまう。
そんなものを発見したり、気づいたりする。
プラスするというイメージの誘惑に、つい、フラフラっとする。
こうして気づいたときに、メタボになっているわけです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用終了ーーーーーー
まさに、今、学校はある意味メタボ状態にあるのだと私は思います。
今から5年以上も前に書いた記事だが、是非お読みいただきたい。
状況は全く変わっていない。
それどころか、新学習指導要領はさらにメタボになっている。
そう思うのは私だけだろうか。
整理しきれなくなったので、「カリキュラムマネジメント」などという言葉で
現場に整理を促そうとしている。
そう考えるのは少しひねくれているだろうか。
学校はデザインの本質を改めて捉え直さなければならないのだと、私は思う。
以下、過去記事です。
★
デザインは「引き算」
今泉浩晃氏が「MandalーArtファンサイト」で重要なことを述べられていました。
次に引用させて頂きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用開始ーーーーーーーーー
私は、長年、デザインの仕事をしてきましたが
「デザインとは、足し算ではなくて、引き算なのだ」と言い続けてきました。
ソフトウエアも同じで、あれもこれも、くっつけたがるから
使い勝手が悪くなり、使えるヒトが少なくなってしまうのです。
しかしヒトは、ついつい、
これがあったらいいのじゃないか? と思ってしまう。
そんなものを発見したり、気づいたりする。
プラスするというイメージの誘惑に、つい、フラフラっとする。
こうして気づいたときに、メタボになっているわけです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用終了ーーーーーー
まさに、今、学校はある意味メタボ状態にあるのだと私は思います。
「孤独の戦士」 [その他]
「孤独の戦士」
この曲に私はネット上の音楽サイトで偶然出会った。
バイオリニスト式町水晶さんのメジャーデビューアルバムのトップに
ある曲である。
初めて聴いたとき、何故か自然と涙がこぼれた。
その後も何度も聴いたが聴くたびに涙がこぼれるのである。
その理由は、彼を育てた母、式町啓子さんの手記
「脳性まひのヴァイオリニストを育てて~母子で奏でた希望の音色~」を読んで
いっそう明らかになった。
この曲に私はネット上の音楽サイトで偶然出会った。
バイオリニスト式町水晶さんのメジャーデビューアルバムのトップに
ある曲である。
初めて聴いたとき、何故か自然と涙がこぼれた。
その後も何度も聴いたが聴くたびに涙がこぼれるのである。
その理由は、彼を育てた母、式町啓子さんの手記
「脳性まひのヴァイオリニストを育てて~母子で奏でた希望の音色~」を読んで
いっそう明らかになった。
考えるために「思考」ツール「マンダラート」を使う [企画・思考]
考えるために「思考」ツール「マンダラート」を使う
野中先生のブログ「風にふかれて」に、マンダラートが紹介されていた。
道徳の教科書にも取り上げられた大谷翔平選手のマンダラートもまた
紹介されていた。
私はたまたまマンダラートの創始者、今泉浩晃氏の著作「メモ学入門」と
出会ったため、30年ほどマンダラートを使ってきた。
結論から申し上げると、野中先生と同様マンダラートによって考えるとはどういう
ことなのかが自分なりにわかったのである。
では、私がなぜマンダラートに着目したのかをお話したい。
野中先生のブログ「風にふかれて」に、マンダラートが紹介されていた。
道徳の教科書にも取り上げられた大谷翔平選手のマンダラートもまた
紹介されていた。
私はたまたまマンダラートの創始者、今泉浩晃氏の著作「メモ学入門」と
出会ったため、30年ほどマンダラートを使ってきた。
結論から申し上げると、野中先生と同様マンダラートによって考えるとはどういう
ことなのかが自分なりにわかったのである。
では、私がなぜマンダラートに着目したのかをお話したい。